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商品コード: 0673-B

0673-B>JIN・仁《長編時代劇画地デジ対応HiDiscDVD-R20円専科》

販売価格(税込): 400
ポイント: 80 Pt
シリアルNo:0673-B
タイトル:JIN・仁
作者:村上もとか
原作者:村上もとお
編集部:ジャンプCデラックス/集英社
少青年:青年/時劇画
P数:200
刷生年:H13
刷西暦:2001
集全:1〜20
欠本:
一巻:20円
完集:長編地デジ対応HiDiscDVD-R
冊数:20
価格:400円
『JIN-仁-』(じん)は、村上もとかによる日本の漫画。また、これを原作とするテレビドラマのシリーズ。

『スーパージャンプ』(集英社)2000年9号から、当初は半年1回の頻度で2〜3話連続掲載されるシリーズ形式で連載が開始されたが、2006年13号より毎号連載を開始し、2010年24号をもって最終回を迎えた。単行本はジャンプ・コミックス デラックス全20巻、集英社文庫コミック版全13巻。累計売上部数は2012年時点で800万部を突破[1]。

2011年5月には、第15回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した。

現代から幕末へタイムスリップした医師の活躍を描く。


目次
1 概要
1.1 執筆のきっかけ
2 ストーリー
3 登場人物
3.1 主な登場人物
3.2 市井の人々
3.3 医師
3.4 武士その他
3.5 外国人
3.6 テレビドラマ版のみ登場
4 書誌情報
5 小説
6 テレビドラマ(日本)
6.1 概要
6.1.1 第一期
6.1.2 完結編(第二期)
6.1.3 JIN-仁- レジェンド
6.2 キャスト
6.2.1 主要人物
6.2.2 その他の人物
6.2.3 「完結編」のみ登場の人物
6.2.4 ゲスト
6.2.4.1 第一期(2009年)
6.2.4.2 完結編(2011年)
6.3 スタッフ
6.4 放送日程
6.5 備考
6.6 受賞
6.7 DVD・Blu-ray
7 2012年の韓国テレビドラマ(Dr. JIN)
7.1 あらすじ
7.2 キャスト
7.3 主要人物
7.4 ホン家
7.5 安東金氏一派
7.6 王室
7.7 市井の民
7.8 その他
7.9 韓国国外での放送
8 舞台
9 関連項目
10 脚注
10.1 注釈
10.2 出典
11 外部リンク
概要
「現代の医師が、もし幕末へタイムスリップしたらどうなるか?」を描いた、SF要素の強い医療時代劇漫画。西暦2000年の現代から幕末の日本へタイムスリップした脳外科医・南方仁が、過去の人間の運命を変えていることを自覚しつつも人々を救うため、現代から持ち込んだ知識と幕末の人々の協力により、近代医療を実現していく。その過程で仁は、日本の歴史自体にも大きな関わりを持つようになっていく。

執筆のきっかけ
作者の村上はインタビューで、苅谷春郎の著書『江戸の性病~梅毒流行事情』[2]を読み、日本人の平均寿命が30代半ばだった幕末、遊廓の遊女たちが性病や結核などの病気のためさらに短命だったということを知って悔しい思いをしたことが、執筆のきっかけになったと述べている。さらに、その悔しさを晴らすために医者がそういう時代に行って治療することを考え、また、本当の医者から「たとえ現代と同じ医療器具や薬はなくても、できることはいろいろある」と言われたことに背中を押されたとも述べている[3]。

ストーリー
Plume ombre.png
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権を侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2012年10月)(使い方)
平成12年(2000年)のある夜、東都大学付属病院の脳外科医・南方仁は、急患で運ばれてきた男性の脳から奇形腫を摘出するが、その後は頭痛と空耳に悩まされる。やがて、集中治療室から脱走した患者を止めようとした南方が階段から転落する途中で気絶し、意識を取り戻してふと辺りを見渡すと、そこは侍たちが斬り合う文久2年(1862年)の幕末だった。斬り合いの須恵に前頭部に重傷を負うが、南方の手術により命を助けられた。その頃、江戸ではコレラが流行し多数の死者を出していた。西洋医学所頭取である緒方洪庵は南方の噂を聞きつけコレラの治療法を知っているか聞くも歴史を変えてしまう事に恐れていた南方は治療法を知っているにもかかわらず緒方に嘘をついてしまう。 南方と橘咲ら喜市の元へ行くが喜市はコレラに感染し吐いてしまい咲は吐いたところを吹き始めた。南方はうっかり伝染病である事を喋ってしまい咲は南方に治療するよう説得し治療を始める。その一方、江戸ではコレラの感染者が増えていき手が足りなくなるが緒方洪庵や西洋医学所の学生らの協力を得て治療をしていき収束していった。南方は幕末の人々の運命や歴史を変えていることを自覚しつつも彼らを救うため、現代から持ち込んだ知識と幕末の人々の協力により、近代医療を実現していく。

登場人物
名前にリンクがある人物は、実在の人物。

主な登場人物
南方仁(みなかた じん)
本作の主人公。東都大学附属病院脳外科医局長。原作(漫画)では34歳(2000年当時)テレビドラマでは38歳(2009年当時)。頭蓋骨内に奇形腫瘍を持っていた謎の男性患者との接触により文久2年(1862年)の江戸にタイムスリップ。歴史を変えることになると自覚しつつも、医者としての使命感から江戸の人々を近代医療で救う。西洋医学所とコレラの対策を行ったり、原始的な方法によるペニシリンの抽出・精製を行ったりと、幕末の医療技術を飛躍的に進歩させたことで、蘭方医だけでなく漢方医や外国人医師達、幕閣や雄藩の武士層からも一目置かれる存在となっている。緒方洪庵死後、医学所と距離を置き仁友堂を開業した。数多くの難病の治療を成功させ続けたが、その一方で彼の存在と功績を妬み、恐れる者もおり、何度も妨害に遭ったり命を狙われている。やがて、歴史を変えてしまうことに躊躇しつつも、親友である坂本龍馬の命を救う為に奔走する。
原作ではタイムパラドックスも絡んだ結果、最終的に幕末〜明治時代に残る南方仁と現代の平成時代に戻る南方仁の2人に分かれた。前者は咲との結婚により「橘仁」と姓を改め、仁友堂(順天堂がモデル)を医療機関兼教育機関として発展させ、後に東京大学医学部の設立の際に出仕する。後者は「仁友堂病院」となった所属元に復帰するも、後に江戸時代での経験を元に総合診療の分野に転身し、10年後には同病院総合救急医療部部長・准教授となっている。
野風(のかぜ)
吉原の鈴屋彦三郎抱えの呼び出し花魁。(友永未来と似ていることから、彼女の先祖だと仁は推察した)鈴屋の命を救った仁に心酔する。さる大名の隠居に落籍される予定だったが、乳癌の手術により破談となる。術後は吉原を出て仁友堂の雑用をこなしていたが、仁が投獄された際にツル(牢屋で慣例化されていた賄賂)を工面するため、フランス人貿易商ジャン・ルロンに身受けされ、仁友堂を去る。その後は横浜で元遊女達の為のホスピスを開くなどの慈善活動を展開。ルロンとの新婚旅行のため日本を発つが、転移した癌で余命が長くないことを自覚している。後に男児(ドラマでは女児(安寿))を出産。
橘咲(たちばな さき)
旗本橘家の娘。兄・恭太郎の命を救った仁に興味を持つ。やがて麻疹にかかり仁に命を救われたのを機に看護婦[注 1]となり、虎狼痢(コロリ)にかかった仁を救う。仁が未来から来たことは本人から直接告げられている。縁談(格上の旗本の後妻)が進んでいたが、結納の当日土壇場でこれを破棄し野風の手術に駆けつけたため栄から勘当され、仁友堂に身を寄せる。その後、楠本いね(楠本伊篤)との出会いから女医を志すようになる。のちに『橘医院』を設立した。
橘恭太郎(たちばな きょうたろう)
咲の兄。徳川旗本の剣客の武士。美青年だが堅物。幕府講武所では伊庭八郎と双璧をなし、勝海舟から洋学を学ぶなど向上心が高い。そのため攘夷派浪人達に襲われ前頭部に重傷を負うが、タイムスリップしてきた仁の近代医療により命を救われる。
その剣の腕前で、幾度も仁の危機を救い、戦乱の幕末に仁らの用心棒役を務める。大政奉還を経て徳川幕府、そして武士という存在そのものが消えていく未来に悩むが、福沢諭吉との出会いから剣を捨て政治・経済を学ばんと欧州留学を決意する。しかし、仁の命を狙う三隅俊斉が手引きした刺客と戦おうとした際に同様に手配された短銃が暴発。右手が使えない状況で奮戦し刺客を撃退するが、深手を負いすぎて亡くなった。享年26。仁が幕末に来たばかりの頃、勝から仁が未来から来たと知らされた際には「きっと未来は素晴らしい世だ」と希望を抱いていた。(テレビドラマでは彰義隊に加わり参戦するも、咲が兄を連れ帰ろうとするその最中に左腕を打たれ、仁が設置していた救護所へ連れ帰り、隊には戻らなかった)
橘栄(たちばな えい)
恭太郎と咲の母。恭太郎の命を救った仁を屋敷に住まわせる。咲の結納の破談後、体調を崩し「脚気」の為、生命の危機に瀕する。典型的な武家の妻女であり親不孝をした咲や、その原因を作った仁に怒りつつも、内心では幸せになってほしいと願っている。
坂本龍馬(さかもと りょうま)
実在の人物。史実通りに、倒幕・海外貿易に仁を巻き込みつつ活躍する。
勝を通じて仁と知り合う。当初は仁の正体を訝るが、すぐに打ち解け親友となる。仁と吉原の遊郭に行った際に、野風に一目惚れする。物語の後半は、龍馬の暗殺阻止をメインに展開する。兄をかつて坂本に切られた長州藩士の東修介に額を切られ、仁に治療を受けるも絶命した。
市井の人々
喜市(きいち)
枝豆とゆで卵を売っている少年。馬に蹴られて重傷を負った喜市の母・妙(タエ)を仁が治療したが、手術の終了後に今度は喜市が麻疹で倒れる。母子を送り届けた長屋にも複数人の麻疹の患者がいたため、仁の指導に基づく看護を基本とした集中治療を行う。喜市の母はその後、辻斬りに遭い亡くなった為、一時は田舎の親戚の家に引き取られるが、翌年から江戸に戻り、小豆問屋の丁稚小僧として働く。後に奉公先が店を畳んでしまったことを切っ掛けに医師を志して仁友堂で働くようになり、維新後はドイツに留学。帰国後、橘仁、咲夫妻の養子となる。
鈴屋彦三郎(すずや ひこさぶろう)
吉原の遊廓・鈴屋の楼主。神棚の世話をしていたときにバランスを失い、頭をぶつけたことが原因で慢性硬膜下血腫に陥る。一時は命の危機に瀕したが、仁の脳外科手術で救われた。そのため仁に恩義を感じ、彼の要請で廓内において、梅毒に罹った遊女を集めて治療を行う設備を作るための運動を行う。開国思想を持つ文人でもあり、攘夷派の浪人に襲われたところを坂本龍馬に助けられたことがある。
茜(あかね)
浅草の茶屋の看板娘。餡を作っている際、煮えたぎった餡を顔に浴びて大火傷を負う。一旦は人生そのものに絶望するも、仁に植皮手術を施され、再び茶屋で働くようになる。のちに仁考案の脚気予防の菓子・安道名津(あんドーナツ)の製造に協力、自身の勤める茶屋で大々的に売り出す。
後に、実家を菓子屋に商売替えし、仁から教わった安道名津を始めとした、病気予防・健康増進の菓子を広めようと考えるようになる。そんな中、生真面目な性格の恭太郎に惹かれる。
浜口儀兵衛(はまぐち ぎへえ)/ 梧陵(ごりょう)
江戸で醤油工場(現ヤマサ醤油)を経営する実業家。緒方洪庵の遺志を継ぎ、醤油倉を使って醤油職人にペニシリン精製をさせるなど、仁に協力する。
澤村田之助(さわむら たのすけ)
江戸で人気の歌舞伎役者(女形)。なじみの花魁・初音が堕胎に伴う敗血症に倒れた際、仁が治療のための資金提供を申し込んだ際には、その安易さを指摘して拒む。しかし仁がペニシリンの製造法を担保にしてまで初音の治療に当たったことを知って感銘を受け、取り立ての現場に駆け付けると借金を建て替えた。その一件をきっかけに、次第に仁と親しくなっていく。仁のために技術者を紹介する、特別興業を行うなどの一方、役者仲間や後には彼自身も患者となり、持ちつ持たれつの間柄である。
上等な白粉ほど鉛含有量が高いことを知らずに愛用した結果、鉛中毒になり仁の執刀による足の切断手術を受けた(史実では左脚を切断しているが、作中では右足を切断。原因も史実の負傷による脱疽から、鉛中毒に変更されている)。
忠吉(ちゅうきち)
田之助の幼馴染で歌舞伎芝居の大道具を扱うからくり師。仁の依頼を受けて様々な医療器具(アンビュバッグや聴診器、脳外科対応型の手術台など)を製作した。
新門辰五郎(しんもん たつごろう)
江戸火消し「を組」を束ねる人物。千吉を仁に救ってもらったことが縁で、仁友堂の建設など協力するようになる。徳川慶喜と親交があり、仁と慶喜の縁を取り持った。
千吉(せんきち)
「を組」の町火消し。消火活動中に煙を吸い気道熱傷に倒れるが、仁に命を救われる。慶喜に付いて京に上った辰五郎の留守を預かり、仁友堂にも様々な形で力を貸す。
女房を病で亡くしたバツイチ男で、幼なじみのお駒を憎からず思っていたが振られてしまう。自棄になって食べたフグにあたり、生死の境をさまようが、仁の治療とお駒の寝ずの看病で命を救われる。後に彼女と祝言を挙げた。なお千吉のフグ毒中毒治療の経験は、後に坂本龍馬を治療する際に役立てられた(フグ毒を筋弛緩剤の代用として用いる)。
桜川雲泉(さくらがわ うんせん)
美人画を描かせたら当代一の浮世絵師だったが、手根管症候群を患ったことで酒に溺れ、身を持ち崩していた。手術の麻酔の際、現代の東京を幻視する。
お志津(おしづ)
雲泉の娘。病を患って酒に逃げる父を放っておけず、近所の足袋屋から来た縁談を断るほどの親思いな娘。仁の執刀で父が立ち直ったため、無事に嫁いでいった。その後懐妊するが、逆子であったため、麻酔なしの帝王切開に挑む。
お駒(おこま)
浅草田町の町娘。衣屋(仕立て屋)だが巾着切り(スリ)でもあった。銭湯での喧嘩で後頭部を負傷した際に治療を受ける。同時に右手人差指の腱が切れていたことが後に判明するが、仁の治療を受けることで完治した。後にスリを再開するが、咲の優しさに触れて改心する。
幼馴染である千吉から求婚され一度は断るが、フグ中毒を救ったのを機に千吉の思いを受け入れ、祝言を挙げた。手術衣や用具の縫製で仁に貢献する。
鎌田(かまた)
浅草田町の自身番小屋に出入りする岡っ引き。痘痕だらけの面構えがガマガエルを連想させるのか「ガマの親分」と呼ばれている。かつてお駒の父がスリで捕まった際、口利きを条件に彼女を手篭めにした卑劣漢。
成長したお駒に再び言いよるが袖にされ、お駒を守ろうとする千吉や、頼りにしている仁に反感を持っている。大政奉還以降は元々評判が悪かったのもあって岡っ引きではなくなったらしく、三隅俊斎の手下になる。結局は利用された末に毒を盛られて死亡し、遺体も遺棄される。
お初(おはつ)
川越街道大井宿の旅籠の娘。手が触れ合った際、仁は奇妙な感覚に襲われた。仁は彼女の生死が自分の存在自体に関わるものだったと推測している。
濱碇定吉(はまいかり さだきち)
曲芸師・濱碇一座の太夫。品川で打ちこわしに巻き込まれて腰を痛める。自分のみならず弟子たちの将来を考えて仁の手術によって早期回復を果たし、隅田川浪五郎を含めた曲芸師たちと共に海外興行に出る。
長吉(ちょうきち)、梅吉(うめきち)
濱碇一座の少年たち。芸を覚える筋が良く太夫である定吉に見込まれているが、同様に彼らも定吉を心から慕っている。
長吉は定吉の養子。定吉の手術中は手術室の外から中を窺いながら梅吉と共に見守っていた。
梅吉は弟子。芸も達者だが、定吉曰く客を引き付ける「華」があり、横浜の外国人たちやヨーロッパでは「リトル・ウメ」と呼ばれ好評を博す。
医師
緒方洪庵(おがた こうあん)
西洋医学所頭取。仁の医療技術が江戸に広まるよう協力する。仁の正体(未来から来たこと)を半ば見抜いていたが、その秘密を他人に漏らさぬまま肺病でこの世を去った。
伊東玄朴(いとう げんぼく)
西洋医学所取締役。緒方同様、仁の医療技術を認めていたが、失脚する(作中では特に触れていないが、養子とした医師の経歴を捏造する問題を起こしたことが原因)。伊東失脚後の医学所内部抗争が仁を医学所から遠ざけることになる。
山田純庵(やまだ じゅんあん)
西洋医学所勤めの蘭方医。初対面時には当時の医学的常識を越える理論を提する仁に対して懐疑を表明し挑戦的な態度を崩さなかったものの、虎狼痢(ころり=コレラ)から命を救われてからは仁に心服。主にペニシリン精製の陣頭指揮を行う。
松本良順(まつもと りょうじゅん)
西洋医学所頭取助→医学所頭取→陸軍軍医総監。
緒方洪庵の遺志を継ぎ、仁に協力。奥医師になることをすすめる。慶応4年(1868年)閏4月、旧幕府軍と合流する為江戸を離れる。
福田玄孝(ふくだ げんこう)
奥医師(漢方医)。胃潰瘍で倒れるが、仁の手術で一命を取り留める。のち、奥医師を辞して仁友堂の漢方内科医(当時は「本道」と呼ばれた)となる。多紀元琰に内情を伝えるスパイでもあるが仁の能力と人格を高く評価しており、後に多紀から仁を医学館側に取り込もうとする策を知らされて喜び、全面的な協力を誓う。
元々奥医師であったこともあってプライドが高く、持ち上げられると調子に乗ってしまう面もある。
多紀元琰(たき げんえん)
奥医師(漢方医)。医学館督事。仁の手術を目の当たりにしたことで、彼の持つ近代医療に驚愕し危険視する。しかし、仁の存在は漢方医だけでなく、むしろ当時の蘭方医にとってこそ脅威になると考え(実際にほぼ同時期に仁に対する妨害が始まっていた)、福田をスパイとして仁友堂に送った。
福田から得た情報により、仁の医学がはるか未来の発達したものであることを感じ取り、医学館が次の時代に適応・延命できるよう、仁とのさらなる接近を模索するようになる。そんな折、和宮毒殺未遂騒動が起こり、その容疑者となった仁の無実を証明することで、彼に対して貸しを作った。大の相撲好きとして知られ、仁を相撲見物に誘っている。
鳥羽・伏見の合戦後、多くの傷病兵が出た際には、外科治療技術も進んで習得しようとするなど、器の大きさを示した。その後は医学館有志と共に仁友堂に合流、「東洋内科」の基礎を築いた。
佐分利祐輔(さぶり ゆうすけ)
大坂の合水堂で医学を学んだ、華岡流の若き医師。紀州の出身で醤油問屋の三男坊。優れた医術を学ぶことを望み、経験を積むために行っていた総嫁の検診が、人体実験の疑いをかけられてしまい、大坂を離れ海外への留学も見込んで軍艦の船医に転じていた。仁がその軍艦に乗り合わせたときにマストから転落、事故による負傷から気胸を起こすが、仁に救われた。それが縁で仁友堂に移籍する。仁の医術こそ最先端の物だと確信して仁友堂での無給の仕事も厭わず突き進むなど[注 2]、好奇心旺盛な若者だが、それゆえの独走癖があり、頑固者の山田とたびたび衝突する。過去の経験を活かし、仁に代わって野風を診察し、彼女が乳癌であることを見抜いた。全身麻酔の技術(通仙散)で仁に貢献する。
三隅俊斉(みすみ しゅんさい)
さる御家門の藩医(蘭方医)。適塾出身で、松本良順に留守を頼まれるほど医学所の序列も高く、鳥羽・伏見の戦い以降は同じ適塾出身である大村益次郎に取り入るなど機に敏い。野風の癌を見抜けず、仁によって面目を潰されたことを恨んでいる。仁に対して表面上協力的な態度を取っているが、裏では野風の手術妨害に始まって仁の暗殺を企てたり、和宮毒殺未遂騒動を企てたりと、妨害活動を繰り返している。外見は柔和だが、医師でありながら共犯者を砒素で自殺に追い込む、毒殺するなど、作中屈指の卑劣漢である。やがて仁の正体を知った彼は、その知識の独占と派閥の利権の恒久化を謀り、仁の殺害計画を本格化する。
楠本いね(くすもと いね)
シーボルトの娘。またの名を伊篤(いとく)。日本初の西洋女医で、専門は産科。ペニシリンの講義を聴講に来た際にお志津の出産に遭遇、産科経験の無い仁の助手を務めた。女性が医療を学ぶことに不安を感じていた咲に優しくエールを送った。
武士その他
勝麟太郎(かつ りんたろう)/ 勝海舟(かつ かいしゅう)
市井の噂や恭太郎との繋がりから仁と知りあう。その後、神戸海軍操練所の設立で江戸を離れるが、要所で重要人物と仁との縁を取り持つ。本妻・民子は仁によるクモ膜下出血の手術を受けた。仁から「未来から来た」との告白を受け、最初は笑っていたものの「冗談には聞こえない」と半ば信じるかのような態度も見せる。
史実に違わず気さくな人物ではあるが、政治家としての一面も持ち、上野で全滅した彰義隊に対しては余計なことをしてくれたと吐き捨てる一幕もあった。
佐久間象山(さくま しょうざん)
作中では少年時代にタイムスリップで現代に行ったことがあり、それ以来、熱心に勉学に励むようになった。
京で攘夷志士らに斬られたがしばらくは絶命せず、召喚された仁の治療を受ける。すでに手遅れだったが、死の間際に自身のタイムスリップ経験を語り仁を驚かせ、かつて行った未来にこの時代が近づけることを仁に託して息絶えた。
東修介(ひがし しゅうすけ)
長州藩の若き武士。禁門の変で負傷し、仁の治療を受ける。回復後は神戸海軍操練所に入るが、閉鎖後は龍馬の誘いを断り、長州へと帰った。多くの仲間を殺されたことから沖田総司を恨んでおり、近江屋事件では薩長の討幕派に協力して龍馬の避難先を襲い、彼と共にいた沖田を襲撃するが、沖田を庇って威嚇した龍馬を咄嗟に斬ってしまう。この一撃で龍馬は瀕死の重傷を負う。
半ば事故だったとはいえ龍馬を斬ってしまったことに苦悩するが、証拠隠滅の為に同志であった長州からも狙われることとなり、京から脱出する。逃亡生活の中で暗殺稼業に手を染める。だが、請け負った仕事が仁の殺害だったことから仁に味方し、自分以外の暗殺者と依頼人であった三隅俊斉を斬り捨てた。その際に現代にタイムスリップして戻ってきた仁を橘家に連れ帰ったが、以後の消息は不明。
三浦啓之助(みうら けいのすけ)
象山の息子で、恪次郎とも呼ばれる。禁門の変当時は新選組に所属。
沖田総司(おきた そうじ)
新選組の隊士。禁門の変で敗走した長州兵を追って来た際に仁と面識を持つようになる。向かってきた敵は躊躇無く斬り捨てるが、負傷した猫のために車椅子を考案するなど、心優しい一面も見せている。
肺病の食事療法(獣肉食)を仁に勧められて実践し[注 3]、一時は小康状態にあった。しかし結局は病が進行し、史実通りに死去している。享年27。
近藤勇(こんどう いさみ)
新選組の局長。沖田からの報告により仁を呼び出すが、医者として患者の元へ戻りたいという仁の意志に感服する。松本良順と親交がある。鳥羽伏見の戦いの後、甲陽鎮撫隊として戦うが官軍に敗北、流山で投降の後に斬首された。
伊庭八郎(いば はちろう)
徳川旗本の武士。心形刀流の剣客で遊撃隊の隊士。橘恭太郎とは講武所以前からの友人で、恭太郎とは逆に軟派だが、粋でさっぱりとした性格。幕府瓦解を目の当たりにし、徳川の威信のため薩長に徹底抗戦することを決意、徳川慶喜を護衛する遊撃隊本隊から脱走して恭太郎を誘う。
大島吉之助(おおしま きちのすけ)→西郷吉之助(さいごう きちのすけ)/ 西郷隆盛(さいごう たかもり)
本名は西郷隆盛[注 4]。薩摩藩士。新選組より戻された仁を奇妙な腹痛を治療してもらうために呼び出す。原因は虫垂炎と判明するが、開腹手術を武士の恥と思い躊躇するが、患者を治したいという仁の熱意に打たれ、手術を受ける。
薩摩藩の幹部として武力による「討幕」にこだわり、龍馬の死その物には遺憾の意を表したが、これで幕府を討つのを邪魔する者はいないと行動を開始した。
一橋慶喜(ひとつばし よしのぶ)/ 徳川慶喜(とくがわ よしのぶ)
一橋徳川家当主で将軍後見職。京都で新門辰五郎らを介して仁と知りあう。その後、徳川家茂の死去により征夷大将軍に就く。大政奉還後は将軍職を辞するも、内大臣として政権の首長職を継続し、龍馬の救命治療を行う仁にペニシリンを届けるなど協力する。
和宮(かずのみや)
仁孝天皇の娘で、時の天皇・孝明天皇の妹。十四代将軍徳川家茂の妻(正室)。大奥女中の噂話から澤村田之助に興味を持っていたため、松本良順や仁の仲介でお忍びの芝居見物を行った。併せて、仁が脚気対策の食事療法を試みるが、毒殺未遂騒動が起きてしまう。後日、仁と咲に三つ葉葵と菊の紋が入った褒美を下賜した。
陣幕久五郎(じんまく きゅうごろう)
薩摩藩お抱えの力士。左ひじの故障に悩んでおり、贔屓筋の多紀元琰から仁を紹介されるが、執刀を一旦は拒否する。その後、西郷の助言もあって仁による手術を受け回復、大関に昇進、更にその後横綱となった。
恵姫(けいひめ)
川越藩主松平直克(こちらのリンクを参照)正室。首筋に大きな瘤を患い、幕府筋から仁に手術が依頼されたものの、当人はそれまでの治療が功を奏しなかったことから医者不信に陥っていた。咲の説得によって頑なになっていた心を動かされ、仁の手術を受けることを決意。手術は無事成功した。
田中久重(たなか ひさしげ)
「からくり儀右衛門」の異名を持つ久留米藩出身の老技術者(後の「東芝」創設者)。彼が発明した無尽灯は術野を照らす照明として役立った。長崎で仁と出会い、未来から持ち込まれた豆電球を託されて研究を進め、電灯として使用可能な物として届けた。自身は電球として再現するための研究を続ける。
南方熊楠(みなかた くまぐす)
佐分利の故郷・紀州で仁と出会った赤ん坊。仁と同姓だが、血縁の有無については不明。手が触れ合った際、仁はお初の時と同様の奇妙な感覚に襲われた。
福澤諭吉(ふくさわ ゆきち[注 5])
芝・新銭座の英学塾・慶応義塾の主。江戸城のお堀端で悩んでいた恭太郎に声をかける。恩師である緒方洪庵から仁の話を聞いて一度話をしてみたいと恭太郎に仲介を頼んだ。当時としては勝と似たタイプのリベラル派ではあったが、今ひとつソリが合わなかった模様。
外国人
ウィリアム・ウイリス
イギリス公使館付の医師。生麦事件では負傷した英人の治療に当たった。仁によるイギリス兵の手術に立ち会う。
ジェームス・カーティス・ヘボン
アメリカ領事館付の医師。宣教医として日本人市民の治療を行っている。ウイリスと共に仁によるイギリス兵の手術に立ち会い、横浜の居留地では、田之助の大腿切断手術に立ち会っている。
ジャン・ルロン
フランス出身の貿易商人。仁を救うツルを作ろうとした野風を身受けした。後に彼女の希望に沿って横浜で元遊女たちのためのホスピスを開くのを援助する。慶応2年(1866年)10月に正式に結婚し、新婚旅行も兼ねて野風とフランスへ帰国。野風との間に男児(ドラマでは女児)を授かる。
アントニウス・ボードウィン
オランダ人医師。長崎で幕府の医学校・精得館の教授を務める。専門は眼科。当初は仁に対し懐疑的だったが、仁の医術を見て態度を転換、仁の情報を世界に向けて発信した。
トーマス・ブレーク・グラバー
イギリス商人。長崎で貿易を営んでいるが、武器の販売も行っていたため、攘夷を掲げる浪人に斬られ負傷、仁の手術を受けることになる。
ポンペ・ファン・メールデルフォールト
オランダ人医師。医学伝習所(後の精得館)教授で、松本や山田の師匠。会話中にはたびたび登場するが、直接は登場していない。
マリー・ルロン
パリ大学医学部の総合診療科(GM)ドクター。野風の4代後の子孫。先祖が日本人という事で日本に興味を持ち、日本語も習得している。アフリカでのGM活動にのめり込み過ぎてバツイチとのこと。年齢は不明(本人曰く結構いってる)だが、野風の4代後の子孫なので最終回時点の仁(44歳)より年上の可能性もある。
テレビドラマ版のみ登場
友永未来(ともなが みき)
テレビドラマ版における仁の婚約者。見た目は野風と瓜二つ。優秀な小児科医だったが、仁がタイムスリップの2年前に執刀した脳腫瘍摘出手術で植物状態になってしまい、この出来事が仁のトラウマとなっている。テレビドラマ内では医学生時代に天然ペニシリンを研究し、仁に研究成果を話している。仁にとっては江戸にタイムスリップしてからも非常に重要な存在であり、歴史を変える時には彼女への影響を常に気にしている。仁が咲との関係に踏み込めない理由となっている。この人物がいることで、本作品が恋愛ドラマとしての要素を多く持つようになった。恋愛ドラマとして成立するためには不可欠の存在となっている。
なお原作でも、現代で仁の恋人は存在するが、仁のタイムスリップ前にプロポーズを断っているため、物語にはほとんど関係していない。
(参考:原作では、コレラ治療の時に友永という医学所の医師が登場した。また、ペニシリン製造のきっかけとなる回想シーンでは、友光という医学生時代の友人男性が登場し、天然ペニシリン精製法の研究成果を仁に聞かせている。)

書誌情報
SJ JUMP COMICS DELUXE
2001年4月9日 ISBN 4-08-859174-7 (神の章、仁の章)
2002年4月9日 ISBN 4-08-859296-4 (人の章、信の章)
2003年5月6日 ISBN 4-08-859356-1 (信の章、深の章、真の章)
2004年11月9日 ISBN 4-08-859447-9 (進の章、浸の章、辰の章)
2005年12月7日 ISBN 4-08-859547-5 (辰の章、身の章、尋の章)
2006年12月9日 ISBN 4-08-859610-2 (新の章、陣の章)
2007年2月7日 ISBN 978-4-08-859627-3 (陣の章、親の章)
2007年5月7日 ISBN 978-4-08-859640-2 (親の章、呻の章)
2007年9月9日 ISBN 978-4-08-859668-6 (呻の章、賑の章)
2008年1月9日 ISBN 978-4-08-859684-6 (賑の章)
2008年5月7日 ISBN 978-4-08-859701-0 (蜃の章)
2008年8月9日 ISBN 978-4-08-859720-1 (蜃の章、紳の章)
2008年11月9日 ISBN 978-4-08-859740-9 (紳の章、燼の章)
2009年4月8日 ISBN 978-4-08-859766-9 (燼の章)
2009年7月3日 ISBN 978-4-08-859785-0 (燼の章、讖の章)
2009年10月2日 ISBN 978-4-08-859802-4 (讖の章)
2010年1月4日 ISBN 978-4-08-859817-8 (讖の章)
2010年4月30日 ISBN 978-4-08-859839-0 (讖の章)
2010年10月9日 ISBN 978-4-08-859859-8 (診の章)
2011年2月4日 ISBN 978-4-08-859871-0 (診の章、審の章)
各章のタイトルは「じん」または「しん」と読む漢字一文字となっている。
集英社文庫 コミックス
2010年7月16日 ISBN 978-4-08-619154-8
2010年8月18日 ISBN 978-4-08-619155-5
2010年9月17日 ISBN 978-4-08-619156-2
2010年10月15日 ISBN 978-4-08-619157-9
2010年11月18日 ISBN 978-4-08-619158-6
2010年12月15日 ISBN 978-4-08-619159-3
2011年1月18日 ISBN 978-4-08-619160-9
2011年2月18日 ISBN 978-4-08-619161-6
2011年3月18日 ISBN 978-4-08-619162-3
2011年4月15日 ISBN 978-4-08-619163-0
2011年5月18日 ISBN 978-4-08-619164-7
2011年6月17日 ISBN 978-4-08-619165-4
2011年7月15日 ISBN 978-4-08-619166-1
小説
集英社ジャンプ ジェイ ブックスより発売。日下部匡俊による小説版。村上が挿絵を描き下ろした。

小説 JIN-仁- (2009年10月9日発売、ISBN 4-08-703210-8)
小説 JIN-仁- 龍馬、最期の日(2011年4月4日発売、ISBN 4-08-703244-2)
テレビドラマ(日本)
JIN-仁-
ジャンル 医療ドラマ、時代劇、SFドラマ
原作 村上もとか
脚本 森下佳子
演出 平川雄一朗
出演者 大沢たかお
中谷美紀
綾瀬はるか
小出恵介
桐谷健太
麻生祐未
小日向文世
内野聖陽
音楽 高見優
長岡成貢
時代設定 江戸時代幕末期
製作
制作 TBS
放送
音声形式 ステレオ放送
放送国・地域 日本の旗 日本
公式ウェブサイト
JIN-仁-
プロデューサー 石丸彰彦
津留正明
出演者 武田鉄矢
高岡早紀
戸田菜穂
エンディング MISIA「逢いたくていま」
放送期間 2009年10月11日 - 12月20日
放送時間 日曜 21:00 - 21:54
放送枠 日曜劇場
放送分 54分
回数 11
公式サイト
JIN-仁- レジェンド(2010年版)
プロデューサー 石丸彰彦
中井芳彦
放送期間 2010年12月27日、12月28日
放送時間 19:00 - 23:24
放送分 264分
回数 2
JIN-仁- 完結編
プロデューサー 石丸彰彦
中井芳彦
出演者 佐藤隆太
市村正親
藤本隆宏
市川亀治郎
エンディング 平井堅「いとしき日々よ」
放送期間 2011年4月17日 - 6月26日
放送時間 日曜 21:00 - 21:54
放送枠 日曜劇場
放送分 54分
回数 11
公式サイト
JIN-仁- レジェンド(2020年版)
放送期間 2020年4月18日、19日、25日、26日、5月2日、3日
放送時間 土曜 14:00 - 16:54
日曜 14:00 - 17:00
放送分 174分/180分
回数 6
特記事項:
第一期
第一話は54分拡大(21:00 - 22:48)。
第七話はWBC世界フライ級タイトルマッチ「内藤大助VS亀田興毅」中継のため、25分遅れ(21:25 - 22:19)。
第十話は5分拡大(21:00 - 21:59)[注 6]。
最終話は25分拡大(21:00 - 22:19)。
完結編(第二期)
第一話は69分拡大(21:00 - 23:03)。
第四・六話は5分拡大(21:00 - 21:59)。
第十話は10分拡大(21:00 - 22:04)。
最終話は54分拡大(21:00 - 22:48)。
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TBS系「日曜劇場」枠で、第一期が2009年10月11日から12月20日まで、完結編(第二期)が2011年4月17日から6月26日まで放送された。主演は大沢たかお。

概要
原作との相違としては、物語の大筋は村上もとかによる原作と変わらないが、現代に野風と瓜二つの仁の恋人・友永未来というドラマオリジナルの人物を登場させ、咲を加えた3人による恋愛要素を盛り込むなどテレビドラマ向きに改変している。また、自らの手術の失敗で未来を植物状態にしてしまったことで、仁が心にトラウマを抱えているという設定になっている。他にも、歴史の変化を示すものとして、オーソドックスな手法である「現在と未来を繋ぐ写真」が使われている。主人公である南方仁は作中で、未来のよく言っていた言葉として「神は乗り越えられる試練しか与えない」と度々発言している。

第一期
主演の大沢たかおは『昔の男』以来8年ぶり、ヒロインの一人[注 7]である中谷美紀は『おとうさん』以来7年ぶりの連続ドラマ出演となる。全11話。提供ナレーションは遠藤憲一が担当(前クレのみ)。

第五話で10月期ドラマ初となる視聴率20%超えを達成。その後も高視聴率を維持し、最終話では平均視聴率25.3%、瞬間最高視聴率29.8%を記録。この記録は、2009年に放送された民放の連続ドラマ視聴率の中で最高記録となった。また、作品への評価も高く、国内外で33の賞を受賞した[4]。

続編の予定が無かった放送終了当時はタイムスリップの謎を残したままの最終回に対して続編や劇場版についての問い合わせや[5]、否定的な声が寄せられた[6][7]。2010年1月29日付の『日刊スポーツ』にて来年夏に劇場版が公開されると報じられたが、石丸彰彦プロデューサーは公式サイトにて否定した[8]。

完結編(第二期)
2010年6月8日に続編となる『JIN-仁- 完結編』の放送決定がアナウンスされた[9]。映画化などはせず、これで完結と明言している[10]。TBS開局60周年記念番組[注 8]。全11話。提供ナレーションは今井雅之が担当[11](前クレのみ)。

放送前ながら既に南米以外のほぼ全世界にあたる世界80か国での放送が決定しており、日本での放送6日後に台湾、5月に香港、7月以降には韓国、ヨーロッパ、北米にて順次放送された[12]。

物語は第一期最終話の2年後からスタートしている。そのためか、第一話までの2年間に起きたエピソードについては大幅に省略されている。

最終話では平均視聴率26.1%、瞬間最高視聴率31.7%を記録。関東では全話平均視聴率が20%を超え、関西では全話20%を上回った[13]。また、裏番組の『マルモのおきて』が当初の予想を裏切って視聴率が高まったため、本番組との視聴率デッドヒートも話題となった(最終的には本作が逃げ切った)。

JIN-仁- レジェンド
2010年12月27日・28日に『JIN-仁- レジェンド』と題し、第一期全話がディレクターズカット版にて再放送された。

2020年4月18日・19日・25日・26日・5月2日・3日に『JIN-仁- レジェンド』と題し、TBS・SBS・RKB・MRTで第一期・完結編を再編集した特別編が放送された[14]。他の系列局(MBSなど[15])で、後日放送した局もあった。

一方で、RCCの様に[16][17]、同時期に『レジェンド』ではなく、第一期と完結編の本放送版の集中再放送を行った局もある。

キャスト
太字は第一期、完結編両方に出演。

主要人物
南方仁 - 大沢たかお
友永未来→橘未来 / 野風 - 中谷美紀(二役、「完結編」では特別出演)
橘咲 - 綾瀬はるか
橘栄 - 麻生祐未
橘恭太郎 - 小出恵介
佐分利祐輔 - 桐谷健太
山田純庵 - 田口浩正
タエ - 戸田菜穂
夕霧 - 高岡早紀
鈴屋彦三郎 - 六平直政
勝海舟 - 小日向文世
坂本龍馬 - 内野聖陽
緒方洪庵 - 武田鉄矢(特別出演)
その他の人物
喜市 - 伊澤柾樹
茜 - 橋本真実
鈴屋女将 - 水沢アキ
初音 - 水沢エレナ
伊東玄朴 - 小林勝也
千葉重太郎 - 平山浩行
松本良順 - 奥田達士
浜口儀兵衛 - 石丸謙二郎
多紀元琰 - 相島一之
福田玄孝 - 佐藤二朗
八木梅太郎 - 斉木テツ
横松貞吉 - 中江大樹
澤村田之助 - 吉沢悠
新門辰五郎 - 中村敦夫[18]
三隅俊斉 - 深水三章
「完結編」のみ登場の人物
西郷吉之助 - 藤本隆宏
東修介 - 佐藤隆太
中岡慎太郎 - 市川亀治郎
大久保一蔵 - 眞島秀和
ジャン・ルロン - ジャン=ルイ・バージュ
恭太郎の上役 - 中原丈雄
ゲスト
第一期(2009年)
第一話「時空を超えた愛と命の感動物語〜現代の脳外科医が激動の幕末へ…歴史の針が今、動き出す!!」
博美(東都大学付属病院・看護師)/ 江戸時代の町娘 - 原千晶(第二期完結編・最終話)
玉田(患者) - 田窪一世
杉田(東都大学付属病院・医師) / 江戸時代の飛脚 - 戸次重幸(第二期完結編・最終話)
野口元(東都大学付属病院・研修医) / 江戸時代の商人 - 山本耕史(第二期完結編・最終話)
駕籠屋 - 松尾勝久、中村泰三
東都大学付属病院・医師 - 津田健次郎
第二話「命を救う事の悲劇」
志士 - 池田政典(稲葉)、吉永秀平
長屋の住人 - 青木和代
第三話「未来との決別…」
第四話「運命と悲劇の再会」
野風(少女時代) - 柴田杏花
彦三郎の医師 - 中根徹
大商人 - 丸岡奨詞
第五話「神に背く薬の誕生」
旦那 - 諏訪部仁
遊女 - 谷桃子 、島邑みか、長谷川かずき、もたい陽子、池永亜美
医学所の男 - 小須田康人、累央(第六話、第七話)
第八話「歴史の針が変わる」
中条流医師 - 大久保鷹
第九話「残酷な神の裁定」、第十話「坂本龍馬、暗殺…」
久坂玄瑞 - 林泰文(第二期完結編・第一話、第六話)
千吉 - 川村陽介
亀吉 - ユキリョウイチ
志士 - 浜田学
最終話「タイムスリップの果て…時空を超えた物語が今!!」
武士 - 甲本雅裕
完結編(2011年)
第一話「時空を超えた愛と命の物語〜完結編始動!! 歴史の針が今、再び動き出す…人は人でしか救えない」
近藤勇 - 宮沢和史(THE BOOM)
佐久間象山 - 市村正親
第二話「未来との選択」、第三話「さらば愛しき人」
皇女和宮 - 黒川智花(第二期完結編・第一話)
上臈御年寄 - 伊藤かずえ
牢名主 - 宇梶剛士
穴の隠居 - 佐藤蛾次郎
第四話「江戸から消える」、第五話「消えた体の謎」
恵姫 - 緒川たまき
おばば様 ‐ 浅茅陽子
川越藩主 ‐ 清水伸
川越藩医 ‐ 沼崎悠
川越藩医 ‐ 小山かつひろ
お初 - 畠山彩奈
お初の父親 - 東根作寿英
お初の母親 - 飯沼千恵子
三吉慎蔵 - 平畠啓史(DonDokoDon)
桂小五郎 - 山口馬木也
お龍 - 東風万智子
印藤肇 ‐ 佐伯新
坂東吉十郎 - 吹越満
与吉 - 大八木凱斗
座頭 - 瀬川菊之丞
第六話「坂本龍馬の闇」
田中久重 - 浅野和之(第八話 声の出演)
アントニウス・ボードウィン - グレッグ・デール
トーマス・グラバー - ウィル・ゲラック
板倉伊賀守 - 河野洋一郎(第六、八話)
第七話「永遠の愛と別れ」、第八話「歴史に逆う命の誕生…」
後藤象二郎 - 宮川一朗太
徳川慶喜 - 大治幸雄
薩摩藩士 - 石原和海、中松俊哉
第九話「坂本龍馬、暗殺」、第十話「最終章前編〜タイムスリップの結末…」
お登勢 - 室井滋
榊原 - 津田寛治(最終話)
竹越 - 趙珉和
松平春嶽 - 小久保丈二
無医村村人 - 伊藤幸純
幕府見回り組 - 木下政治、柏村栄行
役人 - 天田暦
最終話「完結〜時空の果て…150年の愛と命の物語が起こす奇跡のタイムスリップの結末」
官軍兵士 - 菊池均也
徳川武士 - 中野英樹
スタッフ
脚本 - 森下佳子
音楽 - 高見優、長岡成貢
プロデュース - 石丸彰彦、津留正明(第一期)、中井芳彦(レジェンド、完結編)
演出 - 平川雄一朗、山室大輔、川嶋龍太郎(第一期)、那須田淳(レジェンド、完結編)
主題歌
MISIA 「逢いたくていま」[19](アリオラジャパン)(第一期)
平井堅 「いとしき日々よ」[4](デフスターレコーズ)(完結編)
音楽プロデュース - 志田博英
音響効果 - 谷口広紀
医史監修 - 酒井シヅ(順天堂大学医学部医史学 名誉教授)
歴史監修 - 大庭邦彦(聖徳大学人文学部 日本文化学科教授)
医療指導・監修 - 冨田泰彦(杏林大学医学教育学教室講師)、前田達浩(前田病院副院長 脳神経外科部長 杏林大学脳神経外科講師)、池添祐大(宇都宮健康クリニック 副院長)
ペニシリン・輸血・監修 - 花木秀明 (北里大学抗感染症薬研究センター センター長)
時代考証 - 山田順子
土佐弁監修 - 橋尾直和(高知女子大学文化学部教授)
方言指導 - 澤田誠志、今橋かつよ
所作指導 - 藤間蘭黄(藤間流日本舞踊家)
殺陣 - 佐々木修平(殺陣師・オフィース佐々木FCプラン代表)
特別協力 - 三井物産
製作著作 - TBS
放送日程
第一期
各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率
第一話 2009年10月11日 時空を超えた愛と命の感動物語〜
現代の脳外科医が激動の幕末へ…
歴史の針が今、動き出す!! 平川雄一朗 16.5%[20]
第二話 10月18日 命を救う事の悲劇 16.4%
第三話 10月25日 未来との決別… 山室大輔 17.2%
第四話 11月1日 運命と悲劇の再会 川嶋龍太郎 17.2%
第五話 11月8日 神に背く薬の誕生 平川雄一朗 20.3%
第六話 11月15日 生きてこそ… 山室大輔 20.2%
第七話 11月22日 生きる遺言… 平川雄一朗 16.8%
第八話 11月29日 歴史の針が変わる 川嶋龍太郎 22.3%
第九話 12月6日 残酷な神の裁定 山室大輔 16.1%
第十話 12月13日 坂本龍馬、暗殺… 平川雄一朗 20.4%
最終話 12月20日 タイムスリップの果て…時空を超えた物語が今!! 25.3%[21]
平均視聴率 19.0%[21](視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)
レジェンド(2010年版)
放送日 サブタイトル 放送内容 演出 視聴率
2010年12月27日 仁の章 第一 - 六話ディレクターズカット 那須田淳 11.0%
12月28日 人の章 第七 - 最終話ディレクターズカット 11.5%
完結編
各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率
第一話 2011年4月17日 時空を超えた愛と命の物語〜完結編始動!!
歴史の針が今、再び動き出す…人は人でしか救えない 平川雄一朗 23.7%[22]
第二話 4月24日 未来との選択 18.4%
第三話 5月1日 さらば愛しき人 20.4%
第四話 5月8日 江戸から消える 那須田淳 20.7%
第五話 5月15日 消えた体の謎 20.8%
第六話 5月22日 坂本龍馬の闇 山室大輔 18.8%
第七話 5月29日 永遠の愛と別れ 平川雄一朗 18.8%
第八話 6月5日 歴史に逆う命の誕生… 18.7%
第九話 6月12日 坂本龍馬、暗殺 山室大輔 19.2%
第十話 6月19日 最終章前編〜タイムスリップの結末… 21.1%
最終話 6月26日 完結〜時空の果て…
150年の愛と命の物語が起こす奇跡のタイムスリップの結末 平川雄一朗 26.1%[20]
平均視聴率 21.3%[20](視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)
レジェンド(2020年版)
各話 放送日 放送内容 視聴率
第1回 2020年4月18日 第一期第一話 - 第三話ディレクターズカット[23] 11.6%
第2回 4月19日 第一期第四話 - 第八話ディレクターズカット[24] 11.1%
第3回 4月25日 第一期第九話 - 最終話ディレクターズカット[25] 10.0%
第4回 4月26日 完結編第一話 - 第三話ディレクターズカット[26] 11.9%
第5回 5月2日 完結編第四話 - 第八話ディレクターズカット[27] 10.6%
第6回 5月3日 完結編第九話 - 最終話ディレクターズカット[28] 11.3%
備考
当初、新門辰五郎役は藤田まことが予定されていたが、病気療養(2010年2月17日に死去)のため降板し[29]、中村敦夫に交代した。
現代の医療器具に近い物がこの時代の技術で製作できるかどうかスタッフが時代考証の山田順子に相談した結果、「注射針は腕のいい職人であれば製作可能、チューブなどは太いものであれば作れないことはない」とのアドバイスを受け劇中に登場させた。
第一期で、東芝が7年ぶりに(「日曜劇場」に改名後初めて)スポンサーに復帰した。なお、完結編には東芝創業者の田中久重が登場しているが、これは前記の通り原作にも登場する描写である。
完結編とのコラボレーションフェアとしてセブン-イレブンで劇中に登場した食べ物をモチーフとした食品が発売され、700円購入者へのプレゼント企画などのキャンペーンが展開された[30]。中でもその商品の一つである安道名津は2011年5月24日の発売から3日間で60万個を売り上げた[31]。
2014年3月15日から6月15日まで国立科学博物館で特別展「医は仁術」(国立科学博物館・TBS・朝日新聞主催)が開催され、南方仁役の大沢たかおがスペシャルナビゲーターと音声ガイドを務めることとなった[32]。
受賞
第一期
日本民間放送連盟賞 テレビドラマ部門最優秀賞[33]
東京ドラマアウォード2010 作品賞グランプリ、アジア賞、主演男優賞、プロデュース賞[34]
ギャラクシー賞 2009年12月度月間賞[35]
第47回ギャラクシー賞 優秀賞[36]
第47回ギャラクシー賞 マイベストTV賞グランプリ[37]
第18回橋田賞(JIN-仁-、大沢たかお)
第18回橋田賞新人賞(綾瀬はるか)
放送人グランプリ2010 特別賞[38]
第36回放送文化基金賞 テレビ番組賞[39]
ザテレビジョン 第63回ドラマアカデミー賞 最優秀作品賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、監督賞、脚本賞、ドラマソング賞[40][41]
TVnavi ドラマ・オブ・ザ・イヤー2009 大賞、最優秀作品賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞[42]
第13回日刊スポーツ・ドラマグランプリ 助演男優賞
日経エンタテインメント! 「ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー2010」(石丸彰彦)
Yahoo! JAPAN「5000万人が選ぶネット番付2010決選投票」テレビドラマ部門大賞
ソウルドラマ賞 ミニシリーズ部門最優秀作品賞
2010年アジア・テレビジョン祭 ドラマ部門奨励賞
カンヌMIPCOM バイヤーズ・アワード
ハリウッド・レポーター「アジアの次世代 (NEXT GENERATION ASIA)」(石丸彰彦)
完結編
第69回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 最優秀作品賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、監督賞、脚本賞
第15回日刊スポーツ・ドラマグランプリ 作品賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞
DVD・Blu-ray
発売元:TBS、販売元:角川書店

第一期
「JIN-仁-」DVD BOX/23,940円(税込) 2010年3月17日発売
「JIN-仁-」Blu-ray BOX/30,240円(税込) 2011年2月18日発売
完結編
「JIN-仁-完結編」DVD BOX/23,940円(税込) 2011年9月16日発売
「JIN-仁-完結編」Blu-ray BOX/31,395円(税込) 2011年10月7日発売
TBS 日曜劇場
前番組 番組名 次番組
官僚たちの夏
(2009.7.5 - 2009.9.20)
JIN-仁-
(2009.10.11 - 2009.12.20)
特上カバチ!!
(2010.1.17 - 2010.3.21)
冬のサクラ
(2011.1.16 - 2011.3.20)
JIN-仁- 完結編
(2011.4.17 - 2011.6.26)
華和家の四姉妹
(2011.7.10 - 2011.9.18)
[表示]
表話編歴
TBS系列(JNN)東芝日曜劇場→日曜劇場(21時台)
[表示]
表話編歴
ザテレビジョンドラマアカデミー賞
2012年の韓国テレビドラマ(Dr. JIN)
Dr. JIN
ジャンル テレビドラマ
原作 村上もとか『JIN-仁-』
脚本 ハン・ジフン、チョン・ヒョンジン
演出 ハン・ヒ、オ・ヒョンジョン
出演者 ソン・スンホン、パク・ミニョン、キム・ジェジュン、イ・ボムス他
オープニング V. A. 「ドクター・ジン」
エンディング ジェジュン「生きていても夢のように」
製作
プロデューサー キム・ヒョヌ
制作 MBC
放送
放送国・地域 大韓民国の旗 韓国、ミャンマーの旗 ミャンマー、 台湾、シンガポールの旗 シンガポール、香港の旗 香港、日本の旗 日本
放送期間 2012年5月26日 - 8月12日
回数 22
公式サイト
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Dr. JIN(ドクタージン、朝鮮語: ダクトジン、ハングル: 닥터 진)のタイトルで2012年に韓国テレビドラマ化(全22話)。当初は原作漫画の韓国国内でのタイトル『タイムスリップ ドクタージン』(ハングル: 타임슬립 닥터진)を用いて総合編成チャンネル(朝鮮語版)のひとつチャンネルAで放送が予定されていたが、その後地上波局MBCで放送されることとなり[43]、同局の週末企画ドラマ(朝鮮語版)の枠で放送された。舞台は幕末の江戸から李氏朝鮮末期の哲宗治世下へと改められ、主人公も南方仁からジン・ヒョクに改められた。当初全20話の予定であったが、同年7月に2話延長されて全22話となっている[44]。

同じく医師の過去へのタイムリープを取り扱ったSBSの『シンイ-信義-』との類似性が取りざたされ、制作会社のイギムプロダクションとクロスピクチャーズがSBSと『シンイ』の脚本家ソン・ジナ(英語版)に対して盗作の可能性を指摘した[45](SBSはこれに対して両者の企画案および脚本の冒頭数話分を外部委託した法務法人に検証させ「著作権上問題がない」という回答を得て反論に替えている)[46]。また脚本家のひとりハン・ジフンに対して、専属契約を締結している企業より「契約に反するため脚本の執筆はできない」という指摘がなされたりもした[47]。

同作品の放送期間はロンドンオリンピックの放送期間と一部重複し、特に終盤に入ってからは五輪競技の中継のための放送中止が相次いだ。第21話ではMBCが公式サイトにて放送予定の案内を行った数時間後にフェンシングの女子フルーレ団体準決勝に放送が差し替えられるという事態も起こっている[48]。平均視聴率は12パーセント台でありながら、最終話では8.8パーセントを記録した[49]。

あらすじ
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キャスト
個別に注釈がないものについては[50][51]にもとづく:

主要人物
ジン・ヒョク: ソン・スンホン - 原作の南方仁に相当。
イ・ハウン: イ・ボムス - 原作の坂本龍馬に相当。
ホン・ヨンレ: パク・ミニョン - 原作の橘咲に相当。
ユ・ミナ: パク・ミニョン - ヒョクの恋人。テレビドラマ版の友永未来に相当。
チュノン: イ・ソヨン - 原作の野風に相当。
キム・ギョンタク: キム・ジェジュン(少年時代: ソ・ドンヒョン) - ヨンレの許婚で捕盗庁従事官。キム・ビョンヒの庶子。
ホン家
ホン・ヨンフィ: チン・イハン - 原作の橘恭太郎に相当。ギョンタクの友人。
ヨンレの母: キム・ヘオク - 原作の橘栄に相当。
安東金氏一派
キム・ビョンヒ: キム・ウンス - 安東金氏出身で左議政。
ユ・ホンピル: キム・イル - 原作の多紀元琰に相当。
キム・デギュン: キム・ミョンス - キム・ビョンヒの長男でギョンタクの異母兄。
キム・ビョンオク: キム・ビョンチュン - 安東金氏出身。キム・ビョンヒの右腕。
王室
哲宗: キム・ビョンセ - 李氏朝鮮第25代国王[52]。
チョ大妃: チョン・ヘソン - 第24代国王憲宗の実母。後ミョンボクの養母。
チョ氏夫人: チャン・ヨンナム - チョ大妃の姪。原作の恵姫に相当。
イ・ギョリ: キム・ミョングク - チョ氏夫人の夫。ハウンの子ミョンボクを王位につけるために奔走する。
イ・ミョンボク/高宗: イ・ヒョンソク - ハウンの息子。李氏朝鮮第26代国王となる[53]。
市井の民
ホ・グァン: チョン・ウンピョ - 活人署(朝鮮語版)の医官。ヒョクの医術の腕に尊敬の念を抱く。
チュパリ: イ・ウォンジョン - 市場通りの荒くれ者の頭目。後にハウンの右腕となる。
ケボギ: キム・グァンシク - チュパリの手下。
ドゥクチル: チョ・ウジン - チュパリの手下[54]。
ヨンシム: ノ・ウル - チュノンと同じ妓楼に所属する妓生。
ケヒャン: ユン・ジュヒ - 原作の夕霧に相当。
呉服屋の主人: チョ・ミリョン[55]
シギ: オム・ジソン - 原作の喜市に相当[56][注 9]。
シギの母: パン・ウニ - 原作の妙(喜市の母)に相当[55]。
その他
カン先生: ハ・スホ - ヒョクの病院での同僚[57]。
韓国国外での放送
ミャンマーの旗 ミャンマー - BS局Sky Net(英語版)にて2012年9月28日より放送開始。
台湾 - 仁醫のタイトルで、八大戯劇台(中国語版)にて2012年10月3日から放送開始。
シンガポールの旗 シンガポール - 仁医のタイトルで、メディアコープ・チャンネルU(英語版)にて2013年4月1日から放送開始。
香港の旗 香港 - 越空仁醫のタイトルで、無線網絡電視(中国語版)系専門チャンネル無綫精選台(中国語版)にて2013年4月10日から放送開始。
日本の旗 日本 - 2012年10月よりスカパー系チャンネルDATVにて放送予定であったが、原作者の村上および集英社が韓国側の製作会社との契約を解除し「著作権の適切な処理がされていない作品」となったため放送中止となった[58][59]。その後プロットの一部や設定を変更し、それに合わせて作品を編集しシーンをカットしたりして[注 10]日本オリジナルの「完全版」が制作された。日本にて放送され、DVDやBlu-rayが発売されているのはこの完全版の方である。
2014年2月にDVDおよびBlu-rayが発売された[60]後、同月26日より民放局テレビ東京が関東地方の広域ローカル放送枠(韓流プレミア)で放送[61]。7月23日はテレビ東京系のBS局BSジャパンにて初放送された[62]。日本語吹替を担当した声優は以下の通り:
ジン・ヒョク: 内田夕夜
ホン・ヨンレ、ジン・ミナ: 小松未可子
イ・ハウン: 小西克幸
チュノン: 木下紗華
キム・ギョンタク: 江口拓也
ホン・ヨンフィ: 小野賢章[63]
舞台
詳細は「JIN-仁- (宝塚歌劇)」を参照
2012年に宝塚歌劇団で初の舞台化。脚本・演出は齋藤吉正が担当。以降の再演も担当している。

2012年 - 雪組公演
10月 - 12月、宝塚大劇場と東京宝塚劇場で上演。併演は、ショー・ファンタジー『GOLD SPARK! - この一瞬を永遠に -』。
音月桂と舞羽美海のトップコンビ退団公演であった[64]。
2013年 - 月組公演
11月 - 12月に全国ツアー公演で再演。併演は、グランド・レビュー『Fantastic Energy!』。
主な配役
役名 2012年雪組 2013年月組
南方仁 音月桂 龍真咲
橘咲/結命[注 11] 舞羽美海 愛希れいか
坂本龍馬 早霧せいな 沙央くらま
勝麟太郎〔海舟〕 北翔海莉 光月るう
橘恭太郎 未涼亜希 美弥るりか
佐分利祐輔 沙央くらま 宇月颯
野風 愛加あゆ 花陽みら
橘栄 梨花ますみ 憧花ゆりの
緒方洪庵 飛鳥裕[# 1]
山田純庵 彩凪翔 千海華蘭
新門辰五郎 夏美よう[# 2]
千吉 夢乃聖夏 珠城りょう
ジャン・ルロン 鳳翔大 瑞羽奏都
中岡慎太郎 蓮城まこと 美翔かずき
高岡玄斉 彩風咲奈 鳳月杏
近藤勇 香綾しずる 有瀬そう
夕霧 花帆杏奈 都月みあ
お駒 大湖せしる 萌花ゆりあ
茜 透水さらさ 晴音アキ
喜市 星乃あんり 香咲蘭
^ 雪組公演時は専科所属。月組公演時は月組所属。
^ 専科所属
関連項目
蠢太郎 - ビッグコミックで連載された村上もとかの次作。明治期の歌舞伎界を扱っており、澤村田之助やその執刀医(明治期の仁友堂も登場)など、本作の人物も登場する。
火の鳥 (漫画) - 手塚治虫のシリーズ漫画。その「黎明編」で、破傷風を患ったヒロインに、油で練ったアオカビを飲ませて治療するという場面が登場する。作中で仁が過去に読んでおり、ペニシリンの精製のヒントとなった(明記はされていない)。
順天堂大学医学部附属順天堂医院 - 東都大学附属病院のモデルおよびロケ地[65]。なお、学校法人順天堂の学是は「仁」としている。
大江戸神仙伝 - 石川英輔のSF小説。江戸時代にタイムスリップした製薬会社の社員が、現代の医学知識や道具を駆使して脚気など江戸時代の病を治療する。1985年にテレビドラマ化された際はストーリーが変更された。
侠医冬馬 - グランドジャンプ2018年15号より連載中の作品。仁がタイムスリップして現れる6年前が舞台。「JIN-仁-」と繋がるかはまだ不明だが、大坂適塾時代の緒方洪庵・福澤諭吉や江戸にて伊藤玄朴が登場している。
脚注
注釈
^ 仁のタイムスリップ元である西暦2000年当時の呼称。
^ 仁には当分は実家のスネをかじることを公言しており、縁談相手の実家(紀州藩の藩医)にも、それでも良ければと条件を付けている。
^ 史実でも松本良順に勧められ、新撰組は屯所で豚を飼うことになるが、作中では触れられていない。
^ ただし、史実では当時の本名(諱)は「隆永」または「武雄」であり、隆盛に改名したのは明治期である。作中でも隆盛の名は、後の時代にそう呼ばれた歴史を知る仁の心中描写でのみ表記され、実際はもっぱら偽名である「大島」、苗字の「西郷」や通称の「吉之助」でのみ呼ばれた。
^ 作中の注釈によると「ふくざわ」と読むのは明治以降。
^ 再放送では通常時間に再編集されたものが放送されることがある(BS-TBSのTBSプレミアムドラマ枠など)。
^ 2009年9月12日の『王様のブランチ』において、綾瀬の役とダブルヒロインと紹介されたほか、ドラマのエンドロールも綾瀬と並列。
^ ただし、ここでいう60周年とはTBSテレビではなくTBSラジオ&コミュニケーションズ(開局当時の名称はラジオ東京)の開局から60周年を指す。
^ ただし喜市と違い、シギは父親が存命しているため養子となるくだりは作品中には登場しない。
^ 例えばパク・ミニョンが演じるヒョクの恋人ユ・ミナは、ヒョクの妹ジン・ミナとなった[60]。
^ 舞台版では南方仁の現代での恋人は橘咲と瓜二つの設定である。
出典
^ https://gyao.yahoo.co.jp/store/title/373161
^ 『江戸の性病~梅毒流行事情』三一書房、1993年。ISBN 4380932486。
^ “「ああ、面白かった」と死ねる、そんな生き方ができる国に~村上もとか氏インタビュー”. 日経ビジネスオンライン. 2018年5月1日閲覧。
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^ 『日刊スポーツ』2009年12月22日付
^ “大ブーイング!ぐだぐだ最終回「JIN」映画化?TBS意外な反応”. ZAKZAK. (2009年12月22日) 2009年12月22日閲覧。
^ 『週刊ザテレビジョン』2010年8号 23頁
^ “番組プロデューサーからコメントが届きました”. TBS 日曜劇場「JIN -仁-」|お知らせ. (2010年1月29日)
^ “『JIN-仁-』続編決定!!2011年4月期に連ドラで完結!”. TBS 日曜劇場「JIN -仁-」|お知らせ. (2010年6月8日)
^ サンケイスポーツ (2010年6月8日). “「JIN」続編決定! 大沢、綾瀬と再共演”. 2010年6月8日閲覧。
^ 京都で撮影中!!今井雅之オフィシャルブログ『今井雅之の押忍!』
^ “『JIN-仁-』最新作、世界80ヶ国で放送決定〜放送前の契約成立は開局史上初”. ORICON STYLE. (2011年4月13日) 2011年4月13日閲覧。
^ “ドラマ『JIN』最終回はシリーズ最高視聴率26.1%で幕~瞬間最高は31.7%”. オリコン. (2011年6月27日) 2011年6月27日閲覧。
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^ “「JIN-仁-」MBSでも再編集版放送 29日から計6日 TBSでは2桁視聴率記録”. スポーツニッポン. (2020年4月27日) 2020年5月1日閲覧。
^ RCCテレビ公式Twitter - 2020年4月28日、17:30配信。
^ RCCテレビ公式Twitter - 2020年5月14日、17:30配信。
^ 当初は藤田まことが演じる予定だったが、藤田が慢性閉塞性肺疾患により降板したため、中村が起用された。
^ “MISIA、話題の歴史SFドラマに王道バラード提供”. 音楽ナタリー. (2009年10月3日) 2017年1月21日閲覧。
^ a b c “「JIN」最終回 瞬間最高視聴率は30%超え”. スポニチ Sponichi Annex. (2011年6月27日) 2017年1月21日閲覧。
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^ “JIN-仁-:きょう「レジェンド」第5回放送 仁と龍馬の気持ちがすれ違い… 野風は“乳の岩”の転移とお産のため入院”. まんたんウェブ (2020年5月2日). 2020年5月5日閲覧。
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^ 허설희 종편 채널A 드라마 돌파구 못찾고 위태 ‘벼랑끝 몰렸다’ (朝鮮語) 中央日報 2012.4.28付記事(オリジナル:NEWSEN)
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^ 이경호 SBS, "'신의' 저작권 침해 가능성 낮다" 공식입장 (朝鮮語) 中央日報 2012.4.6付記事(オリジナル:スターニュース)
^ 박아름 사과나무픽쳐스, 소속 작가 데려간 ‘타임슬립닥터진’에 법적조치(공식입장) (朝鮮語) NEWSEN 2012.4.16付記事
^ 표재민 MBC, ‘닥터진’ 편성 번복...끝내 결방 (朝鮮語) OSEN 2012.8.4付記事
^ 이미나 이보시오, <닥터진> 작가양반! 이게 결말이라니! (朝鮮語) オーマイニュース 2012.8.13付記事
^ 닥터 진 등장인물 (朝鮮語) MBC公式サイト 2017.2.19.01:40 (UTC) 閲覧
^ 닥터 진 출연 (朝鮮語) Daum tv 2017.2.19 01:45 (UTC) 閲覧
^ 정지원 ‘닥터진’ 철종 김병세 이정도면 재조명 맞네 (朝鮮語) 中央日報 2012.7.17付記事(オリジナル:NEWSEN)
^ 김영주 <닥터 진> 이범수, 극 중 아들 이형석의 ‘따뜻한 멘토’ 역할 자처 (朝鮮語) 財経日報 2012.7.24付記事
^ 유보경 [드라마]<닥터 진>이원종-김광식-조우진, '왈짜패 삼인방'으로 맹활약 (朝鮮語) OHFUN 2012.6.27付記事
^ a b '닥터 진' 조미령-방은희-윤주희, 특별 출연 배우들 활약 '눈길' (朝鮮語) 中央日報 2012.6.15付記事(オリジナル:イシューデイリー)
^ Eom Ji-seong(엄지성) (英語) HANCINEMA 2017.2.19 03:40 (UTC) 閲覧
^ 김겨울 [주목!이 스타]'닥터이방인' 하수호, 악역도 그가 하면 다르다 (朝鮮語) 朝鮮日報 2014.6.7付記事
^ DATV 「Dr. JIN」放送中止のお知らせ ベイ・コミュニケーションズ 2012.10.4付ニュースリリース[リンク切れ]
^ 【対象CH追加】スカパー!プレミアムサービス(Ch.653/Ch.750)スカパー!プレミアムサービス光(Ch.750)BSスカパー!(Ch.241)でのDATV 「Dr.JIN」放送中止のお知らせ スカパー! 2012.10.4付ニュースリリース
^ a b ソン・スンホン、JYJジェジュン、イ・ボムスの「Dr.JIN<完全版>」、ついに来年2月Blu-ray ・DVDリリース決定!予告動画 NAVICON 2013.11.15付記事
^ 待望のソン・スンホン×ジェジュンの「Dr.JIN」、テレビ東京が2月26日より地上波初放送!予告動画 NAVICON 2014.1.28付記事
^ ソン・スンホン×ジェジュンの「Dr.JIN」、遂にBS初登場!7/23、BSジャパンで二カ国語放送!予告動画 NAVICON 2014.6.13付記事
^ 「Dr.JIN<完全版>」、ソン・スンホンやキム・ジェジュンらの声を担当した日本語声優からのコメントレポ到着!予告動画 NAVICON 2014.1.16付記事
^ 音月桂の退団公演「JIN-仁-」開幕 デイリースポーツ 2012.10.12付記事
^ 順天堂医院 (2009年10月). “順天堂医院の医師が主人公 ドラマ「JIN-仁」”. 2009年11月23日閲覧。
外部リンク
TBS
JIN-仁- 第一期 - 2009年ドラマ版公式サイト
JIN-仁- 第二期(完結編) - 2011年ドラマ版公式サイト
BS-TBS
JIN-仁- 第一期
TBSオンデマンド
JIN-仁- 第一期 - ウェイバックマシン(2016年9月2日アーカイブ分)
JIN-仁- 第二期(完結編) - ウェイバックマシン(2016年9月2日アーカイブ分)
TBSチャンネル
JIN-仁- 第一期
JIN-仁- 第二期(完結編)
ドラナビ「JIN-仁- 第一期」
ドラナビ「JIN-仁- 第二期(完結編)」
『JIN-仁-』/『GOLD SPARK!-この一瞬を永遠に-』 - 舞台版公式サイト
Dr.JIN
公式サイト(MBC公式サイト内) (朝鮮語) ※クリックすると、ティーザー映像が再生された音声が流れるため注意
DATV公式サイトの番組紹介ページ (日本語)
テレビ東京の番組紹介ページ (日本語)
[表示]
表話編歴
村上もとか
[表示]
表話編歴
手塚治虫文化賞マンガ大賞
本枠は、2020年に「二度はない」を以って、廃止された。

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表話編歴
Munhwa Broadcasting Company.svg週末企画ドラマ
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